給与計算アウトソーシング・外注なら千代田区の社労士、野崎社会保険労務士事務所へご連絡下さい。その他、社会保険・社員の相談・労務・事務作業・就業規則・助成金のことも当事務所にご相談下さい。

助成金の種類

ご利用しやすい助成金にしぼり、その種類と支給要件、助成額をそれぞれ紹介します。

キャリア形成促進助成金

キャリア形成促進助成金は正社員に対し、その労働者のキャリア形成を促進するために会社が研修を行い、研修に対して人件費、経費がそれぞれ助成されます。
キャリア形成促進助成金は大きくわけて1、政策課題対応型訓練と2、一般型訓練に分かれております。
その中でも使用実績の多い助成金から詳細を確認していきたいと思います。

若年人材育成コース(中小企業のみ)

支給要件

  1. 採用後5年以内で35歳未満の雇用保険被保険者であること
  2. 20時間以上のOFF-JTを行うこと
  3. 会社都合退職者を6ヶ月出していないこと
  4. 則計画書受理後1ヶ月経過後から開始の研修であること

受給金額

人件費助成・・・1人1時間あたり800円

経費助成:1/2


※ 1事業所あたり500万円が上限

申請の流れ

  1. 計画書提出(原則研修スタート1ヶ月前)
  2. 研修
  3. 支給申請

成長分野人材育成コース(中小企業、大企業)

支給要件

  1. 成長分野等として定められた業務を行う事業所での訓練であること
  2. 20時間以上のOFF-JTを行うこと
  3. 会社都合退職者を6ヶ月出していないこと
  4. 原則計画書受理後1ヶ月経過後から開始の研修であること

受給金額

人件費助成:1時間800円(大企業400円)

経費助成:1/2(大企業1/3)


※ 1事業所あたり500万円が上限

申請の流れ

  1. 計画書提出(原則研修スタート1ヶ月前)
  2. 研修
  3. 支給申請

認定実習併用職業訓練コース(中小企業のみ)

支給要件

  1. 採用後15歳以上45歳未満の労働者で次の(1)または(2)に該当する労働者5年以内で35歳未満の雇用保険被保険者であること
    (1)新たに雇い入れた雇用保険の被保険者
    (雇い入れ日から訓練開始日まで2週間以内である者に限る)
    (2)短時間等労働者
  2. 厚生労働大臣の認定を受けた訓練を行うこと
  3. 総訓練時間が1年あたりの時間数に換算して850時間以上であること
  4. 総訓練時間に占めるOJTの割合が2割以上8割以下であること。
  5. 会社都合退職者を6ヶ月出していないこと
  6. 実施期間が6ヶ月以上2年以下であること

受給金額

人件費助成:

  • Off-JT1時間800円
  • OJT  600円

経費助成:1/2(大企業1/3)


※ 1事業所あたり500万円が上限

申請の流れ

  1. 厚生労働大臣の認可
  2. 計画書作成、届出
  3. 研修
  4. 支給申請

一般型訓練(中小企業のみ)

支給要件

  1. 雇用保険被保険者であること
  2. 20時間以上のOFF-JTを行うこと
  3. 会社都合退職者を6ヶ月出していないこと
  4. 原則計画書受理後1ヶ月経過後から開始の研修であること

受給金額

人件費助成:1時間400円

経費助成:1/3


※ 1事業所あたり500万円が上限

申請の流れ

  1. 計画書提出(原則研修スタート1ヶ月前)
  2. 研修
  3. 支給申請